都内のタクシーの客の7割は頭おかしい

なんでそんなに頭悪いの?

お客様2組目 「質問の意図が知りたいです」


客情報

30代半ば、キモメン、ダサイスーツ姿

見た目に反して終始謎に態度がデカイ


俺「お待たせしました」


客「(ただ一言)バスタ」


俺「かしこまりました」


(ちょっと走らせたあたりで)


客「ふぅ〜ん、こっちから行くんだ?」


俺「え?」

驚いた理由は、新宿バスタはすぐそこで、そこまで一直線だから他の道を使いようがないから

俺「いや、バスタはこのまま…」


俺の話を遮って

客「運転手さん、五反田って、服売ってる?」


俺「服………ですか?

売ってる店は無いことはないとは思いますけど…(服って、ジャンル広いな)」


客「じゃあどこなら確実に売ってるかな?」


俺「え、服ですか?」


客「そう、服!」


俺「えっと、五反田近辺でですか?」


客「いや、都内全域」


質問の幅が広すぎて、なんて困る質問なんだ

とゆうか俺(タクシー運転手)にきくことじゃねえ


俺「まぁ…新宿、渋谷のターミナル駅なら間違いなく売ってるお店はあると思います…」


客「代官山にも売ってるかな?」


だからどんなジャンルの「服」を求めてんだこいつわ


俺「代官山にもあるでしょうね、洋服屋さん…」


客「じゃあ代官山にするかぁ〜」


俺「…」


客「高いかな?」



質問が全部ふわっとしてて答えにくくて地獄だった

お客様1組目 「そんなんでよくここまで長生きできたな」



客情報

70代くらい女性、派手目なババア、四谷あたりで乗ってきた



俺「お待たせしました、どちらに行かれますか?」


客「イズミヤに行ってちょうだい」


俺「??イズミヤ…ですか…?申し訳ございません、ちょっと存じ上げないのですが…」


客「ええええー!!?イズミヤよ!?洋菓子店の!わからないの!?」


俺「洋菓子…!?え、や、ちょっと、はいわからないです…すみません」


客「信じられないわ!!!あなた新人さん!?」


俺「いや5年くらい…いえ、申し訳ございません…よろしければ道順をお伺いすることはできますか?」


客「知らないわよ?」


俺「えっ?」


客「えっ?」


俺「あ、その、お手数ではございますが、道を指示して頂けると助かるのですが…」


客「だから私店の場所知らないわよ?」


俺「えっ?」


客「えっ?」


俺「………えっ…と…、それではご住所はご存知ですか?ナビでお調べいたします。」


客「知らないわよ?」


俺「えっ?」


客「えっ?」


俺「それじゃ電話番号でもっ…」


客「知らないわよ?」


俺「えっ?」


客「えっ?」


俺、客「・・・・・・」


俺「こっちで調べます(ググります)ね」


客「そうしてちょうだい?」




ちなみに調べたらその店その日はお休みでした

タクシーだけじゃないんだろけど


タクシーの運転手を始めるまでに他にもいろいろサービス業や接客業やったことあんだけどさ、

てかサービス業接客業経験者なら誰もが感じたことがあると思うんだけど、


世の中頭おかしいヤツ(客)、頭悪すぎなヤツ多すぎね?笑


そん中でもとくにタクシーの客には変わったヤツや頭おかしい客が多い気がする

そんな客と遭遇したエピソード埋まらせとくんのももったいないからここに公開してくわ

全部実在する人の話ね